Canonの純正トナーカートリッジ「054」と「054H」の違いを比較してご紹介します。
見た目はほぼ同じなのに、価格や印刷できる枚数に違いがあるこの2モデル。「どっちを選べばいいの?」と迷っている方も多いと思います。
結論からお伝えすると、054と054Hの主な違いは以下の通りです。
- 印刷可能枚数:054Hは054の約2倍
- 価格:初期コストは054が安い
- 印刷コスト:1枚あたりは054Hの方が安い
- 交換頻度:054Hは手間が少なくラク
- 対応プリンター:どちらも同じ機種に対応
どちらも品質は申し分なく、印刷頻度や予算に応じて選ぶのがポイントです。
もし迷ったら、
- とにかく安く買いたいなら「054」
- コスパ重視でたっぷり印刷したいなら「054H」
という選び方をすれば間違いありません。
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このあと本文では、価格や印刷枚数の違いをもっと詳しく、図や表でわかりやすく解説していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Canon 054と054Hの違いは?7つの項目で徹底比較!
Canon 054と054Hの違いは?7つの項目で徹底比較していきます。
- ① 印刷可能枚数の違い
- ② 価格の違い
- ③ 1枚あたりの印刷コスト
- ④ 対応プリンターの違い
- ⑤ 交換頻度と使い勝手
- ⑥ 長期保存と保管のしやすさ
- ⑦ どんな人にどちらが向いている?
① 印刷可能枚数の違い
カートリッジ | ブラック | カラー(シアン/マゼンタ/イエロー) |
---|---|---|
Canon 054 | 約1,500枚 | 各色 約1,200枚 |
Canon 054H | 約3,100枚 | 各色 約2,300枚 |
印刷できる枚数に関しては、Canon 054と054Hでは明確な差があります。
標準容量の054シリーズは、ブラックで約1,500枚、カラーはそれぞれ約1,200枚の印刷が可能です。
一方で、大容量モデルの054Hはブラックで約3,100枚、カラーは約2,300枚と、およそ倍近く印刷できるんです。
毎月の印刷枚数が多い人や、いちいち交換する手間を減らしたい人にとっては、054Hの印刷枚数の多さはかなり魅力的なポイントですね。
② 価格の違い
カートリッジ | 参考価格(ブラック) | 参考価格(カラー各色) |
---|---|---|
Canon 054 | 約7,600円 | 約7,800円 |
Canon 054H | 約12,000円 | 約12,700円 |
価格に関しては、やはり大容量タイプの054Hのほうが高めに設定されています。
ブラックで比較すると、054が7,600円程度に対し、054Hは約12,000円と、4,000円以上の差があります。
カラーについても同様で、054Hの方がそれぞれのトナーでおおよそ5,000円ほど高いです。
とはいえ、次の項目でも紹介しますが、1枚あたりの印刷コストを考えると「高い=損」とは限らないんですよ。
③ 1枚あたりの印刷コスト
カートリッジ | ブラック(1枚あたり) | カラー(1枚あたり) |
---|---|---|
Canon 054 | 約5.1円 | 約6.5円 |
Canon 054H | 約3.8円 | 約5.5円 |
「結局、どっちがお得なの?」という点で注目したいのが、1枚あたりの印刷コストです。
計算してみると、Canon 054Hは初期価格こそ高いものの、実際のコストパフォーマンスはかなり優秀です。
ブラックで1枚約3.8円、カラーでも約5.5円と、054よりもしっかり安く印刷できます。
毎月まとまった量を印刷する人や、長期的に見て節約したい人には、断然054Hがおすすめですね。
④ 対応プリンターの違い
プリンター機種 | Canon 054 | Canon 054H |
---|---|---|
Satera LBP621C | 〇 | 〇 |
Satera LBP622C | 〇 | 〇 |
Satera MF642Cdw | 〇 | 〇 |
Satera MF644Cdw | 〇 | 〇 |
実は、Canon 054と054Hは、どちらも同じプリンター機種に対応しています。
キヤノンのSateraシリーズ(LBP621C・622C、MF642Cdw・644Cdw)に対応していて、差し込むだけで問題なく使えます。
なので「Hって付いてるから特別なプリンターじゃないと使えないのかな…?」と不安に思う必要はまったくありません。
すでに054を使っているプリンターなら、054Hにもそのまま乗り換え可能なので安心してくださいね。
⑤ 交換頻度と使い勝手
カートリッジ | 交換頻度(目安) |
---|---|
Canon 054 | 標準:1〜2ヶ月ごと |
Canon 054H | 大容量:3〜5ヶ月ごと |
トナーカートリッジの交換頻度って、思ってる以上にストレスになりますよね。
Canon 054Hは印刷可能枚数が多いので、当然ながら交換の頻度はぐっと減らせます。
例えば、月に500枚以上印刷する方なら、054だと月1〜2回交換が必要なこともありますが、054Hなら3ヶ月に1回で済む場合も。
頻繁に交換する手間や、在庫切れのリスクを減らしたい人にとっては、054Hの使い勝手はかなりラクだと感じると思います。
⑥ 長期保存と保管のしやすさ
実はトナーカートリッジって、そこそこ長持ちする消耗品なんです。
Canon 054・054Hどちらも、未開封であれば製造からおよそ2〜3年は保存可能と言われています。
ただし、保管環境には注意が必要で、高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所に保管するのがポイントです。
大容量の054Hをまとめ買いする場合でも、正しい環境にさえ置いておけば、使いたいときに問題なく使えるので安心ですよ。


⑦ どんな人にどちらが向いている?
Canon 054と054H、どっちを選べばいいのか悩みますよね。
ざっくり言うと、印刷頻度や使い方によっておすすめが変わります。
月に100枚未満くらいしか印刷しない人や、コストを抑えたい人には、054の標準モデルで十分です。

逆に「業務で毎日使う」「家族全員でプリンターを共有する」など、月に300〜500枚以上印刷するなら、断然054Hの方が便利でお得です。
印刷量が多い人は、長い目で見ると交換の手間やコストが圧倒的に楽になるので、最初に少し奮発しても後悔しないはずですよ。

Canon 054と054Hの共通点
Canon 054と054Hは容量に違いはあるものの、実は多くの共通点も持っています。
- ① 印刷品質
- ② 対応機種
- ③ 純正品としての信頼性
① 印刷品質
Canon 054と054Hは容量こそ違いますが、印刷品質に関してはまったく同じです。
どちらもキヤノン純正トナーなので、にじみの少ない鮮明な文字や、色鮮やかなカラー印刷が可能です。
写真入りの書類やグラフ、プレゼン資料などでも、しっかりとした仕上がりになるので安心して使えます。
「Hのほうが画質がいいの?」と勘違いされることもありますが、そこに差は一切ありません。
② 対応機種
Canon 054と054Hは、実はどちらもまったく同じプリンターに対応しています。
具体的には、SateraシリーズのLBP621C/LBP622C、MF642Cdw/MF644Cdwなどが対応機種です。
すでにこれらのプリンターをお使いの方は、054を使っていた場合でもそのまま054Hに切り替えることができます。
つまり「買い替えの手間なく、容量アップだけ実現できる」っていうのが嬉しいポイントなんですよね。
③ 純正品としての信頼性
Canon 054と054Hはどちらもキヤノン純正のトナーカートリッジです。
純正品ならではの安心感があって、プリンターとの相性も完璧です。
互換トナーのように「うまく認識しない」「印刷がかすれる」などのトラブルも少なく、サポート対象にもなります。
せっかくのプリンター性能をしっかり活かしたいなら、やっぱり純正品を選ぶのがベストです。
Canon 054と054Hはどっちがおすすめ?
Canon 054と054Hのどちらが自分に合っているのか、目的別におすすめを紹介します。
- ① とにかく安く買いたい人には「054」
- ② 印刷頻度が多い人には「054H」
① とにかく安く買いたい人には「054」
初期コストをとにかく抑えたい!という人には、Canon 054が向いています。
価格はHモデルよりも4,000円〜5,000円ほど安く、カラーセットで購入しても総額をかなり抑えられるんです。
例えば「月に数十枚だけしか印刷しない」というようなライトユーザーには、054の容量で十分足りるケースも多いですね。
また、家庭用や在宅ワークでのちょこちょこ印刷なら、054を使って必要な分だけコスパよく使うのが正解かも。

② 印刷頻度が多い人には「054H」
印刷する量が多い人には、迷わずCanon 054Hがおすすめです。
印刷可能枚数が2倍以上になり、1枚あたりのコストも大幅に下がるので、結果的にお財布にも優しいんですよ。
また、交換頻度もグッと減るので、仕事で大量印刷をする人や、学校・職場などで定期的に使う人にはぴったりです。
多少初期費用がかさんでも、トータルで見るとコスパが良く、手間も減ってストレスフリーになります。

Canon 054と054Hのよくある5つの質問
Canon 054と054Hを検討する際によく出てくる疑問や、実際に購入前に気になるポイントをQ&A形式でまとめました。
- Q1. 印刷品質に違いはあるの?
- Q2. 互換カートリッジでも大丈夫?
- Q3. 片方だけ054Hにしてもいいの?
- Q4. 長期保管したら劣化する?
- Q5. 法人利用にはどっちが向いてる?
Q1. 印刷品質に違いはあるの?
結論から言うと、Canon 054と054Hで印刷品質の違いはありません。
どちらも純正トナーカートリッジなので、文字のシャープさやカラーの発色は同等です。
「Hのほうが高いから、画質も良いんじゃないの?」と思われがちですが、価格の違いはあくまで容量(=印刷可能枚数)の差によるものです。
なので、印刷品質を理由にどちらかを選ぶ必要はありません。安心して好きな方を選んでOKです!
Q2. 互換カートリッジでも大丈夫?
Canon 054・054Hには、Amazon限定の互換カートリッジもあります。
特に人気なのが、DoraShop製の互換トナーです。
「純正品と遜色ない印刷です」「色もキレイに出ます」「半年使ってもエラーなし」など、高評価レビューが多いですよ。
中には「本体にセットすると若干がたつく」といった口コミもありますが、実用上の問題はなく印字も安定しているという意見も。
「とにかくコスパ重視で、ある程度自己判断できる人」なら、試してみる価値は十分アリです。
1年間の保証もついているので、万が一不良品が届いてしまったときも完全無料で商品を交換もしくは返金してもらえますよ。
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Q3. 片方だけ054Hにしてもいいの?
はい、Canon 054シリーズは、片方だけ「054H」にする使い方も可能です。
たとえば、ブラックトナーだけをよく使うなら、ブラックだけを「054H」にして、カラーは通常の「054」にしておくという方法もアリです。
トナーの組み合わせに制限はないので、使用頻度に合わせて「使い分け」できるのがこのシリーズのいいところ。
ブラックだけやたら減るという方には、まさに理想的なカスタマイズですよ。
Q4. 長期保管したら劣化する?
Canonの純正トナーカートリッジは、未開封であれば長期保管も可能です。
目安としては、製造から2~3年程度は保存できるとされています。
ただし、直射日光や高温多湿な環境はNG。風通しがよくて温度変化が少ない場所に保管するのが安心です。
互換品も基本的には同様ですが、保管環境に不安がある場合は純正品のほうが安心感は強いかもしれませんね。
Q5. 法人利用にはどっちが向いてる?
法人やオフィスで使う場合は、断然「054H(大容量)」がおすすめです。
というのも、業務用途では毎月の印刷枚数が多くなりやすく、頻繁にトナーを交換するのは効率が悪いからです。
054Hなら1回の交換で数千枚レベルの印刷ができるので、在庫管理やメンテナンスの手間がぐっと減ります。
経費的にも、1枚あたりのコストが安くなるため、トータルコスト削減にもつながりますよ。
まとめ|Canon 054と054Hの違いまとめ
Canon 054と054Hの違いを振り返ると、選び方のポイントが明確になってきます。
印刷頻度が少ない人にはコスパの良い054、毎月たっぷり印刷する人には1枚あたりのコストが安く交換頻度も少ない054Hがおすすめです。
以下の比較表から、自分にぴったりなトナーカートリッジをチェックしてみましょう。
比較項目 | Canon 054 | Canon 054H | 詳細リンク |
---|---|---|---|
印刷可能枚数 | ブラック:1,500枚 カラー:1,200枚 | ブラック:3,100枚 カラー:2,300枚 | ▶こちら |
価格 | ブラック:約7,600円 カラー:約7,800円 | ブラック:約12,000円 カラー:約12,700円 | ▶こちら |
1枚あたりコスト | やや高め | 割安 | ▶こちら |
交換頻度 | 頻繁(1〜2ヶ月ごと) | 少なめ(3〜5ヶ月ごと) | ▶こちら |
対応機種 | Satera LBP621C/622C/MF642Cdw/MF644Cdw | ▶こちら |
より詳しい情報は本文でご確認いただけますので、迷った方は気になる項目からチェックしてみてください。

公式の仕様が気になる方は、キヤノン公式サポートページも併せてご覧ください。